↑こちらの図面は何でしょうか。
実はこれ、制震ダンパーの設置指示書なのです。一般の方はあまり見ない図面ですね。

 
浜設計工房は耐震等級3で家づくりをしています。
安心安全でおすすめなのは、耐震等級3にした上で制震ダンパーを付ける方法です。

地震といえば、「耐震」「制震」の違い。

耐震：家そのものを頑丈にして、地震の揺れに耐える
制震：地震の力をエネルギー吸収して建物の変形を抑えて損壊を防ぐもの

耐震のみをしっかり行った家も実は長く住んでいるうちに、直接地震のエネルギーを受けて少しずつダメージが蓄積されてしまいます。
そして、構造がゆがんできて耐震性はだんだん劣化してしまいます。

それを地震のエネルギーを吸収することによって防ぐのが「制震」です。
当社では、制振装置MER Systemを使用しています。

 
ダンパーの設置は建物の構造に合わせて、図面のように緻密に配置していきます。
一般の方はあまり見たことがないと思いますが、こんな風に指示書ができているんですよ。
こちらのお宅では、図面の三角▲が書かれているところにダンパーを設置していきました。

 
最近また地震がちょこちょこ起きていますね。
浜設計工房は、お客様の身の安全と財産を守るため、高気密高断熱であることはもちろん、地震にも強い家づくりをしています。